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【マイクラキングが解説!】マイクラってどんなゲーム?マイクラでプログラミング?



はじめに

こんにちは!D-SCHOOLオンラインのマイクラキングです!

子どもたちの間で急速に広まったマインクラフト。
特にテレビコマーシャルが流れているわけでも、ネット広告があるわけでもなく、ここまで流行している理由とは?
そして子どもたちが夢中になる理由とは?
ここでは、いまさら人には聞けないマインクラフトをマイクラ歴10年以上のマイクラキングが紹介します!

 

この記事を読んで分かること
・マイクラってどんなゲーム?
・子どもたちはどうしてマイクラにハマるの?
・マイクラでプログラミングを学ぶといっぱいいいことがあるよ

 

マインクラフト(Minecraft)とは?

 

▶教育強国スウェーデンから世界へ

マインクラフトは2009年にスウェーデンのMOJANG(モヤン)社から発売されたゲームで、「サンドボックスゲーム」というジャンルに位置付けられます。
サンドボックス(=砂場)で遊ぶように、特定の目的があるわけではなく、ずっと建物をつくっていたり、あるいはつくられた世界を冒険したりなど、遊び方がプレイヤーにゆだねられているゲームのことを言います。

中でもマインクラフトは、世界が3Dの四角いブロックだけでできていることが大きな特徴です。
スウェーデンでは、マインクラフトを用いて英語や算数を教える試みが学校でなされているほか、「子どもにとって理想的なまち」をつくる、行政のまちづくりのプロジェクトにマインクラフトが使われた事例もあります。

ゲームの中にひとつの新しい世界をつくりあげ、その世界の中で、自分の分身(アバター)を動かすことで様々な体験をすることができるのです!

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▶マインクラフトの歴史と記録

2009年に最初のパソコン向けマインクラフト「アルファ版」としてリリースされ、2010年にはベータ版が、そして2011年に製品版がリリースされました。

💡 実はアルファ版の時の価格は9.95ユーロ(約1200円)で、ベータ版の時は14.95ユーロ(約1900円)でした。
今は日本円でも購入可能になり、価格は3000円ですね。

私がマイクラを知った2009年当時は、「ネット界隈で盛り上がっているゲーム」という感じでした。
まだYouTuberなんて言葉はありませんでしたが、「ゲーム実況」と呼ばれる動画を投稿している人や、「ニコニコ生放送」などのストリーミング配信者の動画から話題になっていきました。
そこそこの性能があるパソコンと、購入のためのクレジットカードがなければ入手できないゲームでしたので、マイクラは大人向けのゲームであり、中高生にとっては憧れのゲームでした。

やがてPlayStation版やXbox版、NintendoSwitch版など、コンソール版が発売されると、パソコンを持っていない子どもたちも気軽にマイクラが遊べるようになりました。
これもあって、マインクラフトはたちまち売上とプレイ人口を伸ばしていきました。

今までで「世界で一番売れたゲーム」はテトリスでしたが、2020年5月には、累計販売数が2億本を超えて、テトリスの記録を塗り替え、世界で一番売れたゲームとなりました。

月間プレイヤー数も1億2600万人を超えたと発表され、発売から10年以上経ってもまだまだ人気が衰えない、前代未聞のゲームだということがよく分かりますね。

💡 ソース記事:
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2005/19/news042.html

最近(2021年12月)には、YouTubeでマイクラ関連動画の合計再生回数が1兆回を突破したことを記念して、YouTubeのトップページのロゴがマイクラデザインになったこともありました。

💡 ソース記事:
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2112/15/news122.html

教室現場でも、子どもたちに「マイクラって知ってる?」と聞くと、男女問わず9割以上の子が知っていると答えてくれます。

マイクラは全世界の子どもたちに愛されているゲームと言っても過言ではありません。

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▶なにができるゲームなの?

「マインクラフトはなにができるゲームなの?」という質問に対する答えは、子どもたちの方が良く知っているかもしれません。

人それぞれで遊び方が違うのが特徴で、例えば冒険好きの子どもなら、「洞窟や廃坑、ネザー(地獄の世界)を冒険して、ドラゴンを倒すんだ」と言うかもしれませんし、ものづくりが得意な子どもなら、「3階建ての大きな家をつくれるよ。秘密の地下室もあるんだ」「あの映画に出てくる街をつくって遊んだよ」と言うかもしれません。

💡 様々な遊び方を提供してくれるマインクラフトは、ゲームというよりはむしろ「遊び道具」に近いのかもしれませんね。

マインクラフトに夢中になる3つの理由

十人十色の遊び方があるマインクラフト。
子どもたちがマインクラフトに熱中する理由を3つ考えてみました!

▶終わらないゲーム

マインクラフトには一応、ほかのゲームと同様に「エンディング」があり、「ラスボス」(=最後の強敵のこと)も存在します。
しかし、ラスボスを倒しエンディングを見たところでゲームは終わりません。
ラスボスのドラゴンを倒すという目的が達成されたときには、子どもたちから次々と新しい目的が生まれていくのです。

例えばその目的は、「ダイヤモンドを箱いっぱいに集める」とか、「全自動で小麦やカボチャを収穫する施設をつくる」とか、「経験値を集めて最強の武器をつくる」などになります。
自分で目的を決めて、それを達成するために、試行錯誤をしながらゲームをプレイします。

さらに、マインクラフトを語るうえで欠かせないのがMOD(モッド)と呼ばれる概念です。
Modification(変更・修正)からきた言葉で、マインクラフトに様々な変更や追加要素を付与することを示します。
これはいわゆる「改造」とは異なり、ゲーム制作者側からも認められた様式変更で、電気の概念を追加するMOD、月に行けるようにするMOD、ダンジョンが生成されるようになるMODなど、マインクラフトのユーザーによって5000種類以上作成されています。

私もいくつかMODを入れて遊びましたが、マインクラフトを遊びつくすということは不可能でしょう。
マインクラフト自体もアップデートで新要素が追加されていきますから、これがマインクラフトに夢中になる理由のひとつと言えるでしょう。

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世界の支配者になれる

二つ目の理由として、自分だけの世界をつくることができ、その世界の支配者になれるということがあります。
これは普段の生活ではなかなか体験できないことですよね。

皆さんは秘密基地をつくったことはありますでしょうか。
川や林の人目につかないところに、段ボールや落ちているものを集めて、自分たちだけの空間をつくる。
これに似たような感覚があります。

自分の思い通りに物を置いて、必要があれば草刈りや石を並べて整地して、誰にも文句を言われずに、あるいは仲間と協力して納得できるものをつくります。
もちろん、支配者とはいえ、うまくいかないこともあります。
その時に、どうしてうまくいかないのかを自分なりに考えて、つくりたいものをつくりあげていくというプロセスが入ってきます。
ネットで情報を集めたり、やり方を工夫してみたりして、自分の世界をつくりあげます。

こうしたトライ&エラーができる環境がマインクラフトに備わっていることが、自分自身をやる気にさせて夢中になる仕掛けのひとつだと言えるでしょう。

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他人の世界から影響を受ける

マインクラフトをプレイしているのではなく、他人のプレイムービーを見ている子どもの姿を見かける機会はありませんか?
YouTubeをはじめとする動画共有サイトには、マインクラフトのプレイムービーや、声やプレイヤーの映像が入った「実況プレイ」が多く共有されています。
それぞれの動画は、ゲームのプレイヤーごとに独自の魅力があるものばかりで、そのプレイスタイルに影響されることはしばしばあります。
「こんな遊び方もあるんだ」「この人がつくっている隠し扉をつくってみたい!」といった、子どもの創作意欲をくすぐるポイントがちりばめられているのです。

また、マインクラフトは自分の世界に友達を招くこともできます。
友達に自慢できるような建物や装置をつくったり、あるいは友達と協力してひとつの目的を達成したりすることができるのです。

なにか作品をつくりあげたという満足感や、友達や家族を驚かせることで得られるやりがいが、どんどん子どもを夢中にさせていくのだと感じます。

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マインクラフト×プログラミングの可能性

それでは最後に、マインクラフトを使ったプログラミングの可能性について紹介します。

マインクラフトが開発されたスウェーデンでは、マインクラフトを教材として用いて、学校現場で英語や算数を教える試みがなされています。
マインクラフトを教材として活用することの一番のメリットは、子どもが「勉強している」とは思わずに学んでいくことです。
では「マインクラフト学ぶ」ことのメリットを考えていきましょう。

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夢中で学べる

大学のプログラミングの授業のスタートは、メモ帳にプログラムを書いて、黒い画面に「Hello, world」と表示することだったりします。
その後も、四則演算を実装したり、2の累乗を表示するプログラムを作ったり、プログラミングの学習は「プログラミングのやり方を学習すること」が前に出てきがちです。

ここでマインクラフトの出番です。
「プログラミング」という単語にはピンとこない子どもも、「マイクラでプログラミングを学ぶ」と言うと、興味を持ってくれることが多いです。

マインクラフトでプログラミングを学んでいる子どもは、「好きこそものの上手なれ」の言葉どおり、メキメキと実力を伸ばしていきます。

子どもたちが好きなマインクラフトで学ぶことで、先生が教えようとしなくても勝手に学んでいき、「プログラミングして家をつくりたいんだけれど、どうしたらいい?」と、自分から前のめりになって学習するのです。
やがて、自分ができる表現がどんどん増えてくると、今度は他の子に見せて驚かせるために、すごいプログラムを自分からつくり始めていきます。

こうした能動的な学習は、言われて学ぶ受動的な学習よりも高い学習効果が得られます。
「努力は夢中に勝てない」という言葉もありますが、子どもたちが自分から学びにいくような環境をつくり出すことが教育において重要だと、子どもたちに気づかされますね。

一般的にゲームというと、子どもたちの学習を阻害する「悪者」の扱いを受けがちですが、このように教材として活用すれば、むしろマインクラフトやゲームは善にもなるのです。

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試行錯誤を学ぶ

プログラミング教育において重要なことの1つは、苦労してやり遂げることです。
新しいことを学んでいくときに失敗するのは当たり前です。
にもかかわらず、失敗を教えてくれる機会はあまりありません。

そんな中、プログラミングは失敗と挑戦を繰り返して答えに近づいていくもので、「ここを変えたらどうなるだろう」「ここを変えればうまくいくかも」と試しながらプログラムをつくっていきます。
さらに、プログラムを自分の力で完成させることができれば、それが成功体験になって、自信につながります。
こういったチャレンジする姿勢が養える点も、プログラミング教育必修化のねらいの1つであり、やがてそれが「生きる力」となっていくのです。

冒頭でも触れたように、技術の発展が速く、先が読めない時代において、「正解もゴールもない、遊び方すら自分で考えるゲーム」マインクラフトを使った学習は、現代の教育では非常に効果的であると、私は考えています。

マインクラフト×プログラミング教育は、現代の社会で自分が何をして生きていくかを考える訓練にもぴったりですね!

 

▶マインクラフトでプログラミングが学べる!D-SCHOOLオンライン

D-SCHOOLオンラインではマインクラフトでプログラミングが学べる「マイクラッチ」コースを提供しています。毎回自分が作ったプログラムが、実際にマインクラフトのPC版に反映されるので達成感を感じながら学習を進めることができます。
現在30日間の無料体験実施中なので、ぜひ気軽に試してみてくださいね!

 

この記事を書いた人
水島滉大(D-SCHOOLエンジニア)

静岡県立大学経営情報学部 卒業
高校教諭 第一種免許状(商業、情報)取得
大学ではプログラミングやマルチメディアを学び、学生時代よりプログラマとしてD-SCHOOLをサポート。プログラミング教育に精通し、高校教諭免許を取得。
マインクラフト歴7年の日本屈指のマイクラユーザー。
マインクラフトユーザー、現役プログラマ、そして教育者の3方向から子どもたちが楽しく学べるコースを開発中。
2019年夏にKADOKAWAより「自分で作ってみんなで遊べる!プログラミング マインクラフトでゲームを作ろう!」を出版。

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