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【インタビュー】APC2019ゲーム制作コース優秀賞:伊藤優大くん

こんにちは。D-SCHOOLです。

今夏開催したアジアプログラミングコンテスト2019にて、ゲーム制作コース部門で優秀賞を受賞した静岡駅前校の伊藤優大くんにインタビューしました!

ー優秀賞受賞おめでとうございます。受賞を聞いた時のお気持ちは?
素直に嬉しかったです。(照れながら)

ー伊藤くんの作品、ユニークで面白いですね。ゲーム自体が英語で作られているというのも、アジア規模のコンテストらしい作品であると評価も高かったです。今回の作品でこだわったことや大変だったことはどんなことですか?
プレーヤーにやりがいを感じてもらいたくて、魚たちが魚たちを食べ合うライフゲームと、様々な敵が出てくるシューティングゲームの二つのゲームで遊ぶことができる構成にしようとアイデアを思いつきました。
両方のゲームに出てくる、魚の出現の仕方や動きを制御するプログラムが少し大変でした。片方のゲームをやっている時には、もう片方のゲームでは稼働させないようにするために、変数を設定しています。

ーものすごい種類の魚がいて、それぞれの動きに細かな設定がされてますね。実はそれぞれの魚に愛称が付けられているのも面白かったです。かなり緻密に構成を考えたんでしょうか?
まずは、直感的に思いついたキャラクターを描いてみています。そのキャラクターに合わせて、速度やスコアを設定して、ゲームに合うか動作検証してみる、という感じですね。


▲伊藤くんの作品「Fish game!」

ープログラミングはいつからはじめましたか?
小学校6年生からだったと思います。もともとマインクラフトが好きで、D-SCHOOLのマイクラッチコースに入りましたが、それまではプログラミングをやったことはありませんでした。

ー今はゲーム制作コースを受講されていますが、コース変更のきっかけは?
去年のD-SCHOOLのクリスマスイベントで、ゲーム制作コースを受けている友達の作品を見たときに感化されて。自分もこんなオリジナルゲームが作りたいと思い、ゲーム制作コースに変更しました。

ーなるほど。スクールではいつも集中して取り組んでくれていますね。ご自宅でも何かゲームを作っているんですか?
はい、今はサマーキャンプのカリキュラムで取り組んだドローンゲームを参考に、さらに進化させた新しいゲームを制作中です。全部で50ステージまである構成なんですが、今は40ステージくらいまで制作が進みました。タイトルは「ポニュマ」というんですが、ポニュマという主人公の妖精が妹を助けに行く中で、登場するゴーストやボスを回避しながら進んで行くゲームです。

ーそれは壮大なゲームですね。できあがったらぜひプレイさせてください!伊藤くんのお話を聞いていると、プログラミングでゲームを作ることがとても魅力的に感じます。どんなところが楽しいですか?
創造性がというか、アイデアが湧くことです。プログラミングを使って自分の世界が作れる喜びが何より大きいです。


ご両親にもお話を伺いました

ープログラミングをはじめてからご自宅での様子はいかがですか?
とにかく夢中になってしまうので、メリハリをつけて集中して取り組んでもらいたいという思いから、自宅では土日に1時間ずつとプログラミングの時間をあえて制限しています。平日は学校の課題もあるので、プログラミングは土日だけです。集中力は高まっているし、時間管理もできるようになったと思います。
また、以前は将来は何か大きなことをしたい!という漠然とした目標だったのですが、今はゲームプログラマになりたいという具体的な目標ができたようです。そのためにやらなければいけないことを理解し、学校の勉強も頑張って取り組むようになったと思います。

ープログラミング学習の時間は意外でした。その他の時間はどうされているんですか?
オリジナルゲームのデザインや構想をまとめているノートが何冊もあって、パソコンに向かっていない時間はそのノートにアイデアを書き留めているようです。私たちには見せてくれませんが(笑)。彼の作品を見ていると、ロジカルシンキングができるようになって、それをアプトプットできるようになっているのかなと感じます。

ーそのノートはぜひ拝見してみたいですね(笑)そうした変化の中で、プログラミング学習でどんな力が身についていると感じられますか?
学校の勉強とプログラミングが繋がっていることに気づいてもらいたくて、中学に入学して数学の授業でプラスマイナスを習い始めた頃に、「プログラミングで絶対値を求める」という課題を出したことがあるのですが、すんなり解いていました。
また、自宅のパソコンはあえて英語表示にしているのですが、難なく使っている様子を見ると、プログラミングを学習する中で、様々なことを自然に、感覚的に理解してるんじゃないでしょうか。プログラミングが様々な学びに繋がっていることに自身で気づく場面もこれから増えていくと思います。

ーゲームを作りながらプログラミングを学習している子はまだまだ少数です。ゲームを題材にしていることにネガティブな保護者さんもいるのですが、親御さんからみて、プログラミング学習の良い点はどんなことですか?
自己肯定感を高められる、ということですね。ゲームを作る喜びを通して、「自分はやれるんだ」という自信に繋がっている気がします。そうした成功体験や、生みの苦しみの積み重ねが将来に役立つと思うので、そういう機会をスクールで提供してもらっていることはありがたいです。
なので、私たちはゲームだからこそ良いと思っています。「勉強!」となるとどうしても実になりにくいこともあるので。学習塾のような習い事はなかなか続かないこともありましたし、当初はできるのか不安もありましたが、D-SCHOOLへは本当に楽しんで通ってくれています。

ーありがとうございました!

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